妊娠中のストレスが胎児に与える影響は?簡単にできる発散方法5選!

妊娠中は普段の調子とは異なり、いつもは気にならないことも気になったり、気持ちが不安定になったりします。

 

少しのことで不安になることも多く、心の負担は少ないとは言えません。

 

すると、どうしてもストレスが溜まってしまいます。

 

ストレスはママにとってはもちろん、胎児にも悪影響となってしまいます。

 

妊娠中のストレスが胎児に与える影響について、詳しく説明しますね。

妊娠中に過度なストレスをためてしまうと、流産や早産の原因になる可能性があります。

 

人間はストレスを感じると血流が悪くなってしまい、血管が収縮してしまいます。

 

血管が収縮することで子宮も収縮してしまうのです。

 

妊娠中は通常黄体ホルモンによって子宮が収縮しないようになっていますが、ストレスがそれを阻害してしまうのです。

 

中でも黄体ホルモンが分泌される妊娠初期は特に流産の可能性が高くなってしまうので、非常に注意したい時期です。

 

妊娠初期はつわりや体の変化などでストレスが溜まりやすい時期とも言えるので、無理なく上手にストレスを解消する必要があります。

 

胎児の脳にも悪影響

ストレスによってママの体からコルチゾールというホルモンが多く分泌され、胎盤を通して胎児にも送られてしまい、これが慢性的に続くと脳に悪影響となってしまいます。

 

赤ちゃんが生まれてから、かんしゃくをおこしやすくなったり、注意散漫な子供になってしまう可能性があります。

 

また、コルチゾールの影響で赤ちゃんが情緒不安定になったりうつ病が起こりやすくなったりする可能性があります。

 

出産後のひどい夜泣きや寝付きの悪さは、このコルチゾールが関係していることがあるのです。

 

本来は胎盤によって防いでいるコルチゾールですが、胎盤が未熟な時期の妊娠初期については特に注意しなければいけない時期にあたります。

 

胎児の低体重

ストレスを感じることで母体にはアドレナリンが増えてしまい、それが胎盤を通して胎児にも伝わり、赤ちゃんも興奮状態になってしまいます。

 

母体はストレスによって血流が悪くなってしまい、子宮に優先して血液を送りたいのに、母体の脳や心臓に血液が優先されることから、血液によって届けられる栄養が胎児に行き届くことができなくなり、栄養不足になります。

 

すると胎児が低体重になって産まれてくる可能性があるのです。

 

ストレスによる血行不良で、胎児の発育に大きく影響するのです。

 

簡単にできるストレス発散方法5選!

 

妊娠中に無理はとにかく厳禁です。

 

母体に大きな負担になるうえ、無理することでストレスにもつながります。

 

しかしどうしてもある程度はストレスが溜まってしまいますよね。

 

そこで、簡単にできるストレス発散法をお教えします。

 

軽い散歩

体に負担がかかるような散歩はお勧めしませんが、お天気のいい日に街並みや景色を楽しみながら、ぶらぶらと散歩するのがいいですよ。

 

少し歩くだけでも血行不良の改善にも繋がりますし、ストレスの緩和にも繋がります。

 

また太陽を浴びると、幸せホルモンともいわれるセロトニンが分泌されます。

 

自律神経を整える効果もありますよ。

 

子宮の代謝も上がるので、稽留流産予防にも効果的です。

 

歩きながら赤ちゃんに話しかけるのもいいですね。

 

リラックスできる音楽を聴く

最近はお腹の中にいる赤ちゃんに聴かせるCDなども販売されています。

 

またママが聴いていて心地いいと感じる音楽もリラックスに繋がり、胎児にとってもリラックスになります。

 

目を閉じてじっくり聴くのもよし、鼻歌を歌って胎児に聴かせるのもよしですね。

 

You Tubeでおすすめの動画を紹介します。

 

家族や友人と話す

安心できる家族や友人と話すだけでも、気分が晴れたりリラックスできたりします。

 

妊娠経験のある人に、心の不安を打ち明けてみるのもいいでしょう。

 

いいアドバイスがもらえるかもしれません。

 

私も妊娠中は先に出産を経験した妹に相談したり色々教えてもらったりしました。

 

それによって不安も解消されますので、オススメです。

 

趣味に打ち込む

読書、裁縫、料理など何でもいいのです。

 

時間があるときは好きなことをしてストレスから離れてみましょう。

 

無理することはいけませんが、適度に趣味に打ち込むことで気分が変わります

 

裁縫が得意な方は赤ちゃんのお洋服や靴下などを作るのもいいですね。

 

読書や料理も、集中することで心のモヤモヤが晴れたりスッキリしたりします。

 

これは私も積極的に行っていました。

 

先輩ママが、出産したらなかなか自分の時間が取れないから、今のうちに趣味に打ち込むといいよ!と言っていたので。

 

まさにその通りです。

 

今のうち、自分の時間を大事に使いましょう。

 

楽しめてストレス発散できるのでとてもオススメです。

 

葉酸サプリを飲む

妊娠中は葉酸サプリを飲んでいる方が多いと思いますが、葉酸には自律神経を整える働きがあります。

 

また葉酸サプリに含まれている鉄やビタミンなどの成分によって血流アップに効果的です。

 

赤ちゃんのためにも母体にも効果的なので、積極的に飲む必要があります。

 

飲んでいるだけでも赤ちゃんへの不安軽減にも繋がりますので、飲み続けるようにしましょう。

妊娠後におすすめの葉酸サプリランキング

 

お仕事している妊婦さんへ

私も妊娠中は仕事をしている身でしたが、仕事をしているとどうしてもストレスって必要以上に溜まりますよね。

 

妊娠経験のある人が周りに居ればまだ理解はしてもらえますが、そうでない方も居るでしょう。

 

しかし、一人で抱えることは厳禁です。何にもいいことがありません。

 

まずは上司に相談したり現状を伝えるようにしましょう。

 

また、仲のいい仲間などにも伝えることで、理解してもらえますよ。

 

無理をしないためにも、まずは伝えることです。

 

理解ある上司や仲間であることを願います!

 

妊娠中は、妊娠前とは全く同じように仕事が出来ると思わないでください。

 

体への負担や心の負担も妊娠前とは大きく違います。

 

一人ではなく、二人の体です。

 

非常に大事な時期なので、無理をしないで仕事をしていくことがまず大事です。

 

そのためにも、産休に入る前に連絡事項をまとめる、引継ぎをしっかりしておく、などの準備も大事です。

 

その方が安心して出産にも挑めますよね。

 

これは私が実際に体験したことで、交代のタイミングから引き継ぎが不十分になってしまい、産休に入ってからも連絡が来たり不安になったりと、それが後からストレスになった経験があり、とても後悔したのを覚えています。

 

そんな思いをしないためにも、準備をしっかりしておきましょう。

 

まとめ

体感していなくとも、ストレスは日々溜まっています。

 

上手にストレスと向き合って、発散することが大事です。

 

ストレス発散方法はたくさんありますので、あなたに合ったストレス発散方法を見つけて、少しでもストレスを減らせるようにしましょう。

 

また、パートナーさんとのケンカは、お腹の中の赤ちゃんにも届いてしまいます。

 

ケンカはストレスにもなりますし、赤ちゃんにも悲しい思いをさせてしまいますので、ケンカは出来るだけ避けましょう。

 

妊娠中の体や心の変化をパートナーさんにも伝え、理解してもらうようにしましょうね。

 

妊娠期間は限られていますので、楽しく過ごせるように工夫することが大事ですね。

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